大村商工会議所(長崎県)が事務局を務めるおおむら秋まつり協賛会は11月5日、「おおむら秋まつり」を開催した。例年4万人を超える来場者でにぎわい、今年で17回の開催を数える祭りだ。踊りや太鼓など地域の芸能が披露されるとともに、地元の工芸品・土産品も紹介される。
当日は、地域の芸能の目玉として、「大村龍踊(じゃおどり)」が披露された。龍踊は、江戸時代に中国から伝わったと言われており、10人ほどで約20メートルの龍を操りながらドラや太鼓に合わせて舞う、華麗で勇壮な踊りだ。戦国時代にルーツを持つ「寿古踊(すこおどり)」や、捕鯨が盛んだったことから始まった「くじら太鼓」なども披露された。地域の芸能に加え、同所青年部が主催し地元の有志が出場したダンスバトルなどのステージイベントも開催された。
祭りと同時に、「ご当地自慢グルメフェアinおおむら」も開催された。計40店ほどが大村市のご当地グルメを中心とした料理などを提供し、盛り上がりを見せた。
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