大町商工会議所青年部は8月1日、青年部祭である「おしごとたいけんinおおまち キッズワーク」を開催した。同事業は、毎年内容を変えて夏休みの時期に実施しているもので、今回で13回目となった。
同事業は、地域の未就学児から小学生までの子どもたちにさまざまな体験をしてもらい、まちの活性化と人材育成を図るもの。今年は10種類の職業体験を用意し約1200人の来場者でにぎわいを見せた。
当日は、地域の組合や事業所などの協力を得て、テント会場で、会場のアナウンスやお昼の生放送を体験する「レポーターに挑戦」や、丸太を切ってコースターや看板をつくる「木を切る仕事・使う仕事をやってみよう」、温泉旅館のお客(保護者)をもてなす「旅館の花形・仲居さん体験」、マネキンの髪の毛を切ったりアレンジする「美容師・床屋さんになろう!」などを実施。さらに、屋外でも本物のショベルカーに乗ってみる「重機オペレーターになろう」、制服を着て消防車に乗車したり消火体験をする「未来の消防団員募集」などが行われた。参加した子どもたちは真剣そのもので、仕事の楽しさを学んだ。
さらに、職業体験のほかにもマンドリンのアンサンブルや人形劇、青年部による縁日のブースも展開。多くの笑顔があふれるイベントとなった。同YEGでは、今後も地域活性化のために同事業を継続的に実施していく予定だ。
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