京都商工会議所はこのほど、京都らしさを生かした創造性の高い商品やサービスを提供する企業を「創造的文化産業(クリエイティブ産業)モデル企業」に選定。これら96社を紹介する冊子「KYOTO CREATIVE INDUSTRY」を1万部発行した。
掲載企業は、大学教授や企業経営者、デザイナーなどで構成する京商クリエイティブビジネス研究会(委員長=福永晃三京都副会頭)が、平成23~25年の3年にわたり公募し、選定したもの。若者に人気のカバン店や、フランス人オーナーが営む弁当箱専門店、医療教育用シュミレータを開発する会社など、京都で長年培われたデザイン・おもてなし・技術などの「知恵」を生かしつつ、革新的な取り組みを行う企業を紹介している。
冊子では、96社を「ファッション」「コンテンツ」「食」「暮らし・建築」「観光・サービス」「アート・デザイン」「新技術」の7ジャンルに分けて掲載。クリエイターにスポットを当てた構成も特徴的だ。
同所では今後、選定企業同士のコラボレーションを促進し、新京都ブランドとしてのさらなる飛躍に期待を掛けている。
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