彦根商工会議所(滋賀県)が4月に会報『不易流行』をリニューアルした。オールカラーにするなど、さまざまな新しい試みに挑戦中だ。
「会議所を活用するメリットを伝える手段として、会報は大きな役割を持っている。内容を充実させ、会議所の活動を広くPRしていきたい」と意気込む小出英樹会頭は、自ら編集長となり企画・取材・執筆を担当。コンテンツの充実に力を注ぎ、毎月特集を組んでいる。「そのときの課題が特集のテーマになる」と志賀谷光弘専務は言う。特集のほかにも、観光やまちづくりなど、さまざまなテーマで他の会議所の取り組みを取材して紹介することもあり、古原成規業務課長と会報担当者が日々奮闘している。
また、広告にも工夫があり、会員企業の広告をクーポンとして掲載することで、各企業自慢の商品やサービスを読者に実際に使ってもらおうと試みている。
今回のリニューアルに伴い、オンデマンド印刷を活用。製作費を以前の半分にまで削減することに成功した。地元の写真家が撮影した市内の美しい景色を楽しめる表紙も見どころだ。
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