二本松商工会議所(福島県)は「にほんまつサイクリング協会」などと9月21日、商工会議所創立45周年記念事業の一環として、「ファミリーサイクリング大会」を開催した。詩人・高村光太郎の『智恵子抄』で「ほんとうの空、あの光るのが阿武隈川」と詠まれた雄大な安達太良山を背に、阿武隈川堤防を自転車で周遊。参加者は風光明媚な初秋の二本松を満喫した。
県内外から集まったサイクリストは約100人。コースは一般向けのアスリートコース(約43km)と、今年新設した小学生と保護者向けのファミリーコース(約20km)の2種類を設定した。
コース途中の休憩所では、地元で採れた野菜や果物などが振る舞われ、参加者は秋晴れの素晴らしい風景とともに大地の恵みを満喫した。同所は、「山形や宮城など県外からの参加もあり、二本松を知ってもらういい大会となった」と話している。
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