さいたま商工会議所などは11月7~9日の3日間、「コラボさいたま2014 さいたま商工見本市」を開催した。この事業は、さいたま市を拠点として積極的な事業を展開している商工業者の展示会(見本市)として、平成14年から毎年開催しているもの。出展者の自社製品のPRや販促などを行う「ビジネス支援」と、来場者に商工業を広く紹介する「市民PR」のコラボレーションで、同地域の商工業の魅力を発信するとともに、理解促進を図った。
会場の「さいたまスーパーアリーナ」には、171の出展者がブースを展開。3日間で約3万2000人の来場者でにぎわいを見せた。
メーンステージでは、基調講演や企業認定式が実施され、展示ホールでは「亜鉛めっき体験教室」「かんたんロボット製作教室」「岩槻人形小道具づくり教室」など、さまざまなものづくり体験教室を開催。他にも数多くの産業ジャンルのPRを行い、イベント全体を通じ、新製品開発のきっかけ創出や、次世代の子どもたちへものづくりの魅力を伝えた。同所は、「会員事業所の販路拡大や新規顧客の開拓につながるイベントを今後も実施したい」と話している。
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