日本YEGは7月28・29日の2日間、海外ビジネス展開支援のため、フィリピン・セブにて海外交流事業を開催。当事業には仲田憲仁会長はじめ総勢42人が参加した。
1日目は、ラーメンを手掛け、セブで成功を収めている「寿やフーズ」代表取締役の寺田寿永氏がフィリピンのマクロ経済の現状と今後の見通し、セブの不動産投資動向について講演。その後、世界各国のIT関連企業やコールセンターが集積しているITパーク、そして市民生活の中心であるSMショッピングモール、さらに完成したばかりのコンドミニアムを見学した。同日に開催された懇親会には、「ドロスグループ」の社長はじめ、セブの政財界人も出席し、YEGメンバーのセールスアピールも実施した。
2日目は、日本企業の現地工場視察を予定していたが、大統領令による急な休日となり、工場閉鎖で施行が不可能となった。文化の違いを感じることとなり、各自でフィリピンを散策するスケジュールに変更された。夜は、セブ日本人商工会議所や、現地で活躍する日本企業と情報交換を実施するなど、有意義な時間を過ごした。参加者は、「今回も交流委員会のメンバーの細やかな準備により、実り多い海外交流事業となった」と話している。
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