観光庁はこのほど、将来の地域活性化の担い手となる人材の育成・確保に向け、「道の駅」を観光振興や地域振興を学ぶ学生の課外活動やインターンシップの場として本格活用することを発表した。
道の駅は地域の課題解決の拠点として注目されており、これまでも道の駅と地元の大学などが個別に連携する事例はあったが、全国の道の駅を対象に実施するのは今回が初の試み。これによって、都市部の学生が地方の道の駅で交流するなど、新たな価値の創造が期待されている。
同庁は今後、観光資源調査、地域活性化プログラムの企画・立案、ホームページやSNSなどによる情報発信の提案・実施、地場産品を活用したオリジナル弁当の商品開発などを予定している。具体的には、平成27年度からの受け入れ開始に向け、派遣を希望する大学などと個別調整を進めていく。
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