無農薬・無添加を前面に
下館商工会議所 茨城県
下館商工会議所は、地元産のニンジンジュースや地元野菜を使った漬物、銘菓「館最中」などを販売した。
筑西市下館は豊かな大地と水に恵まれ、野菜の生産が盛んなまち。ここで農薬・化学肥料を使わずに栽培したニンジンを使い、保存料などの添加物を加えずにつくられたのが、潮田農園の「人参物語 まるごと100%にんじんジュース」だ。同農園の潮田武彦さんは、子どもたちに野菜本来のおいしさを教えたいと10年前にニンジンづくりを始め、研究を重ねて果物のようなフルーティーなニンジンを生み出した。
このニンジンでつくったジュースは自然な甘さで飲みやすく、長期保存も可能。日本が誇る優れた地方産品を選定する「TheWonder 500」に認定されている。
漬物専門店・菜香や(なかや)のぬか漬けも、添加物を使わずオーガニックの米ぬかと平釜塩、日高産昆布と唐辛子だけで漬けた逸品。「無添加たくあん」と、キュウリ・カブ・ダイコン・ニンジンの4種入り「熟成ぬか漬け」がブースに並んだ。
また、和菓子屋の湖月庵は、40年以上地元で愛されている銘菓「館最中」と、黄味餡をホワイトチョコで包んだ「きぬのまゆ玉」を出品。「館最中」は厳選した北海道十勝産小豆、「きぬのまゆ玉」は県のブランド卵「奥久慈卵」を使うなど素材にこだわっている。
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