卵、コーヒーなど新名産そろう
岡山商工会議所 岡山県
岡山商工会議所は、昨年10月~今年2月に実施した「食の逸品・販路開拓商談会」の一環として11月に行われた日本百貨店しょくひんかんとの個別商談会に参加した事業者から4社の商品を紹介した。
阪本鶏卵の「星の里たまご」は、自然環境に恵まれた美星町で、自社製の発酵飼料とミネラル豊富な地下水を与えて育った鶏が生む濃厚な卵。ブースでは、この卵とそれを使った茶碗蒸しや玉子焼き、カップ入りの「モバイルおでんMODEN」などを販売した。
倉敷で大正10(1921)年からみそをつくり続けてきたくらしき塩屋は、伝統あるみそとこうじ、甘酒を販売。特に同県産のコメと漢方の素材である紅こうじを仕込み、添加物を加えずにつくった「紅こうじ甘酒」は健康に良いと注目されている逸品だ。
同様に健康志向のカフェインレスコーヒーを取り扱うノーインは、総社市産の赤米「あかおにもち」の玄米とコロンビア産コーヒー豆をブレンドしたカフェインレスコーヒー「KUROCAFE」を販売した。授乳中の母親などにもおすすめだという。
食品製造会社のelimsは、岡山の名産である白桃やイチジクを使ったジュース、ジャム、ゼリーなど「果物王国」らしい製品を販売した。
同所は、「事業者の販路拡大やマーケティング支援のため今後も商談会などに力を入れていく」と話している。
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