日本商工会議所の三村明夫会頭は9日、東京・平河町の自由民主党本部に二階俊博総務会長(写真下右)を訪ね、会談した。
三村会頭は、「会員企業にとって地方再生が大きな問題と認識している」と述べ、地方に若年者が働ける場所をつくっていくことが重要との考えを表明。その柱として観光や農林水産業の可能性を指摘し、商工会議所として積極的に取り組んでいくことを強調した。
一方、二階総務会長は、「商工会議所の会員企業に若者、できれば女性の雇用を呼び掛けてもらうと大きな流れになる」と述べるとともに、観光、農林水産業に加えて、防災分野の重要性を指摘。「地方に仕事を増やすためにどうするかということが大事」と述べ、商工会議所が地域の旗振り役として、リーダーシップを発揮していくことへの期待を表明した。
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