伝えていきたい日本の技 LUCKY12

ヤマ亮横井製陶所(岐阜県土岐市)

三代目社長・横井亮一さんがつくる遊び心あふれる縁起物。手前左から子、丑、寅、卯、中段左から辰、巳、午、羊、奥左から申、酉、戌、亥(撮影:加藤正博)

今月は、干支をモチーフにしたかわいい美濃焼の器をご紹介します。

美濃焼は、岐阜県東濃地方でつくられている陶器のこと。この地方で良質な粘土が多く産出されることからシェアを広げ、現在では陶器の全国生産量の45%を占めています。中でも土岐市は製造が盛んで、美濃焼の3分の2は同市でつくられています。

1924年に神仏具の窯焼きとして創業したヤマ亮横井製陶所では、石膏(せっこう)型に粘土を流し込む鋳込みという製法を得意とし、干支(えと)の置物も製造するようになりました。しかし、干支への興味の低下などから生産量が減少し、新たな切り口を求め、テーブルの上で使える食器としての干支をデザインしました。器として、杯(さかずき)として、置物としてと三通りに楽しめるユニークな商品は、日本の誇る地方産品を世界に伝える経済産業省のプロジェクト「The Wonder 500」にも選定されています。

お問い合わせ

ヤマ亮横井製陶所(やまりょうよこいせいとうじょ)

TEL:0572‒57‒6718

HP:http://www.yamaryo451.com/

※月刊石垣2019年6月号に掲載された記事です

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