各地商工会議所を通じて集まった逸品を、週替わりで東京・秋葉原の食のテーマパーク「日本百貨店しょくひんかん」で販売する「地域うまいもんマルシェ」が好評開催中だ。毎号1地域ごとに店舗で販売された人気商品を紹介しているが、今回は6地域の自慢の逸品を一挙に紹介する。
庄内柿を使用した飲む柿酢
酒田商工会議所 山形県
酒田商工会議所は、山形県産「庄内柿」を使った柿酢をはじめ、梅ジュース、ヨーグルト、さつま揚げなど地元産品を活用した商品を出品した。
庄内柿(=平核無(ひらたねなし)柿)は平たい角型で種がなく甘く柔らかい。この柿を丁寧に発酵させてつくる柿酢はそのまま飲める酢。生食以外あまり食されていなかった特産の柿を地元の食品会社みどりサービスマルノー山形が活用し開発した。「さくらんぼ味」「ラ・フランス(洋ナシ)味」など約10種類がそろっている。また同社は山形県産「つや姫」の米こうじと鳥海山の氷河水でつくる「糀あま酒」も紹介した。
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