豊田商工会議所(愛知県)は11月15日、豊田市の鞍ヶ池公園で開催された自動車のラリー競技「トヨタ・ガズーレーシングラリーチャレンジ豊田大会」に、オリジナル車両の「WE LOVE とよた号」で初出場した。地域の魅力を発信し、活性化を目指す「とよた元気プロジェクト」の一環で、コロナ禍の中でも「クルマのまち」らしい明るい話題を提供し、ラリー文化の醸成を図るために参戦した。
同競技は、改造した市販車で、会場を拠点に約100キロメートルのコースを走行しタイムを競うもの。全国で開催され、豊田市での開催は今回で3回目となる。同所は、来年度から競技運営にも関わる予定だ。
同所の競技車は、自動車販売・整備などを手掛けるアールエスタケダが小型車「ヴィッツ」をベースに改造。車体には協賛する会員57社のロゴマークが貼付された。ドライバーは、全米ラリー選手権で優勝経験のある村瀬太選手が務めた。
当日は全84車両が参加。同所はトヨタ車1・5リットル以下のクラスで出走した。会場には「とよたPR大使」をはじめ、招待した会員事業者ら100人以上が来場。多くの声援を受け、クラス4位で完走した。
競技車は、今後2月末まで協賛企業へ無料で展示貸し出しを行い、PRに活用してもらう。
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