熊野商工会議所(三重県)と中津川商工会議所(岐阜県)は、商工会議所のネットワークを活用し、相互に特産品を販売する「地域の自慢!!交流市」を11月20~25日にイオン熊野店(熊野市)とスマイル駒場店(中津川市)で開催した。
同イベントは、自慢の特産品を相互に販売することで、売り上げが低迷する事業者を支援し、交流事業の促進や観光誘客につなげようと熊野商工会議所が企画したもの。
中津川側では、熊野市特産のかんきつ類である新姫(にいひめ)を使用したチーズケーキや魚の干物、伊勢志摩サミットの乾杯酒「作」の酒粕を使用した作フィナンシェを販売。一方、熊野側では、中津川市の特産品として知られている栗きんとんや栗むしようかんなどの和菓子を販売した。会場には互いの観光名所や史跡を紹介するパンフレットも設置することで、特産品を食べて観光気分も味わえるようにした。
各会場では想定以上の売り上げとなり、商品を追加で仕入れるほど好評だった。イベントを終えて、熊野商工会議所の齋藤公己さんと中津川商工会議所の田澤修さんは「今回の地域自慢相互販売は、各地の名産品を味わえる、とても良い機会になった。これを機に他の商工会議所とも連携し同様の事業ができたら」と期待を込める。
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