願い込めたボトル輝く
会津喜多方(福島県)
会津喜多方商工会議所青年部(福島県・会津喜多方YEG)は、「WISH~光に願いを~」と銘打って、ペットボトルでつくられたイルミネーションツリーを、2020年12月6日から26日まで喜多方プラザ屋外広場に設置した。
新型コロナウイルス感染症の影響により、地域イベントや学校行事などが中止に追い込まれる中で、地域経済活動の復興と子どもたちの心が少しでも明るくなることを願い、同所が企画した。
ツリーに使われたペットボトルは、YEGメンバーが各家庭や事業所から約4700個集めた。ペットボトルの中には、事前に小学校の児童2181人が願いを書いた短冊を入れ、児童一人一人の願いが込められたペットボトルツリー20基と巨大なYEGタワー1基を制作した。
短冊には、「コロナが早く収まりますように」「コロナが治まって早く家族旅行に行けますように」などのコロナ収束に対する願いや「パティシエになりたい」「ユーチューバーなりたい」など子どもらしい将来の夢が書かれた短冊も数多くあった。
開催初日には点灯式が行われ、多くの市民が鑑賞に訪れた。LEDの光に照らされたペットボトルツリーは、市民の希望の灯火として、喜多方の夜に輝きをもたらした。
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