支援金で10万球が彩る
銚子(千葉県)
銚子商工会議所青年部(千葉県・銚子YEG)は、冬恒例のイルミネーション事業を2020年11月28日から21年1月31日までJR銚子駅前で開催した。
同事業は、例年、主に市内の事業所の協賛を得て行ってきた。しかし今回はコロナ禍で市内の産業も大きな影響を受け、協賛金集めが厳しいことから初めてクラウドファンディングを企画。広く市内外に応援を求めるべく、チラシや会報などに加え、TwitterやYouTubeなどインターネット上でも協賛を募る形を取った。
目標金額は115万円としたが、それを上回る約130万円の支援金が市内外から寄せられ、同事業の開催が可能となった。
21回目を迎える今回のテーマは「銚子駅前イルミネーション大作戦~みんなで灯そう!銚子のイルミ!~」。当日は、約10万球の電球が銚子駅前の時計台周辺、街路樹など、駅ロータリー一帯を照らした。ハート形の飾りや、銚子PRキャラクター「ちょーぴー」のオブジェも設置された。点灯式やイベントは行われなかったものの、訪れた多くの人が記念撮影を楽しんだ。
同事業を終えて、同所YEGの宮内崇さんは「ご支援いただいたたくさんの方たちの思いを感じた。次年度も、より地元を盛り上げられるよう頑張っていきたい」と話し、多くの支援に感謝した。
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