タク技研
基板にはんだペーストを印刷する際に使用する、メタルマスクの作製を主とする長野県佐久市のタク技研。高精度レーザーで加工されるメタルマスクは、家電メーカー・自動車関係・医療関係など、さまざまな業種で採用されている。また、同市はマンガ「北斗の拳」の原作者・武論尊氏の出身地であることから、北斗の拳オリジナルグッズ(枡、コースター、タンブラーなど)にも同社のレーザー加工技術が生かされており、これらなどは同市のふるさと納税返礼品にも採用されている。
昨年、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、レーザー加工技術を生かして何かができないかと考えた社長の茂原睦男さんは、飛沫感染予防用パーテーションの製作に取り掛かった。試作を重ね完成した‶タクシールド〟を、佐久商工会議所に持ち込んだところ、その場で購入が決定した。
その後、同所会頭の樫山徹さんのバックアップもあり、アクリル、アルミ、段ボールなどタクシールドの種類は増え、導入企業は今も増加している。
「自由な発想と好奇心をモットーに、これからもお客さまが笑顔になるものづくりを進めます」と茂原さんは話す。
お問い合わせ
株式会社タク技研
所在地:長野県佐久市跡部453
電話:0267-62-8898
HP:http://www.takugiken.co.jp/
*このコーナーは不定期で掲載します。
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