三次商工会議所(広島県)は2020年11月28日から21年2月28日まで、JR三次駅前周辺地区をイルミネーションで彩る取り組みを実施した。
同事業は、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、売り上げが激減した事業者や不安を抱えた市民を元気づけ、疲弊した空気を変えようと実施したもの。感染予防を考え一度は中止としたが、静まり返ったまちを元気にしようと、同所役員・議員の事業所を中心に41の企業・団体の協賛を得て実施に至った。
駅前ロータリーには「街の『光』で心を笑顔に」と書いた横断幕を2カ所に設置。通りの街路樹87本に4万3千個のLED電球を取り付け、期間中、午後5時から夜12時まで点灯した。
同地区ではこれと同時期に、三次市観光キャンペーン実行委員会による「みよしKINSAIイルミネーション2020」、ショッピングセンターサングリーンの「サングリーンイルミネーション」、十日市自治連合会による十日市コミュニティセンターの「きらきらイルミネーション」も実施され、官・民・住民によるイルミネーションが一体となって、駅前の通りを約1キロメートルにわたり明るく照らした。
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