東金商工会議所青年部(千葉県、東金YEG)は2月14日、「東金を元気に。みんな一つに」をテーマに「花火大会in東金onバレンタインデー」を開催し、20分間で約300発の花火を打ち上げた。
東金市では例年、市観光協会が運営する春の「東金桜まつり」と夏の「YASSA(やっさ)フェスティバル」の最終日に花火が打ち上げられていたが、財政面などの理由で2019年から中止に。20年はコロナ禍でイベントも減少したことから、同YEGは「困難なときこそ花火を取り戻そう」と、クラウドファンディングサイト「キャンプファイヤー」で資金を募集。目標額の100万円を超える149万6000円を集めて開催にこぎ着けた。
同イベントは、感染防止対策として日程などを告知せず開催。支援者へはYouTubeでライブ配信した。また、返礼品として、同所屋上に席数限定の特別観覧席も用意した。
開催後、支援者からは、「楽しいひとときだった」「準備に奔走する青年部の皆さんの姿に感謝」などの声が上がった。
同YEGメンバーは「青年部初の試みだったが、一人ではできないことも皆でならできると実感」「感動したという声を聞き、やって良かった」との声が上がった。好評を受け同YEGは「来年は多くの人と見られる花火を」と次回の開催も検討している。
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