大阪商工会議所が運営事務局を務める日本最大級の商取引サイト「ザ・ビジネスモール」の参画数がこのほど、500団体を突破した。これを記念し、同所の宮城勉専務理事が500団体目となった善通寺商工会議所(香川県、久保智彦会頭)を10月26日に訪問。久保会頭は、「これからWebの需要が高まっていく中で、このビジネスモールのような取り組みは今後ますます重要になっていく。会員事業者に積極的にPRしていきたい」と期待を示した。
「ザ・ビジネスモール」は、全国の商工会議所などが共同で会員事業所の商取引を支援することを目的に1999年から運営を開始。各地商工会議所が任意で参画団体になることで、その会員企業は自社PR掲載や商談機能を無料で利用できる。2021年10月現在の参画団体は512で、商工会議所の参画率は8割を超えており、会員事業所同士の地域や業種を超えた商取引が活発に行われている。
コロナ禍で加速するデジタル化の中で、同モールの利用数は大幅に拡大。商談の開始数で言えば、1年間で2倍に増加した。同所はさらなる利用拡大を目指し、同モールの積極的な活用を呼び掛けている。毎月開催している基本研修は、未参画団体でも参加可能。
詳細は、「ザ・ビジネスモール」で検索、もしくはhttps://www.b-mall.ne.jp/を参照。
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