美幌商工会議所(北海道)は4月21日、道の駅「ぐるっとパノラマ美幌峠」をリニューアルオープンした。「地域を食べる」をコンセプトに地元の食材を地元で消費することにこだわり、地域のグルメや名産、お土産など多数のショップを展開。観光コンサルティングや商品開発などの運営会社、地元の観光協会などとも連携し、道の駅を起点とした体験型コンテンツを開発するなど、道内外の誘客に向けたさまざまなサービスを提供していく。
景色がきれいな道の駅ランキング6年連続1位、再度訪れたい道の駅ランキング1位を獲得した施設は、1969年に開店した美幌峠観光センターを2002年に道の駅として再オープンしたもの。お土産メインの道の駅であり、必ずしも来場者のニーズに合致していないことが近年の課題となっていた。
刷新したフロアには、人気のグルメ「美幌峠の揚げイモ」「美幌産のごぼう揚げ」「熊笹アイス」などのテイクアウトフードの提供のほか、食材だけでなく調味料や器、カトラリーに至るまで地元作家の作品を使用したアイヌの伝統料理店、オホーツクエリアのよりすぐりの商品をそろえたこだわりのセレクトショップなどを新設。道の駅でスナップ写真を撮影するカメラサービス、屈斜路湖(くっしゃろこ)を望む美幌峠で行うヨガ体験、eスポーツイベントやアート展、マルシェ「BIHORO BASE」の開催など多数のイベントも展開し、地域の魅力を体感できる空間を創造する。また、事業者の売り上げ向上支援として、メニュー販売量・購買者数・来客者数・トレンド・顧客購買志向予測などを分析し、販売機会ロスや廃棄ロスを最小限に抑えて供給バランスの最適化につなげる観光DXを導入。常により良いサービスを提供するための最新技術も活用し、新たな観光スポットとして全国へPRしていく。
同道の駅の最新情報は、公式インスタグラム、ツイッター、フェイスブックなどのSNSから随時発信中。
詳細は、https://linktr.ee/Bihoro_tougeを参照。
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