湯沢商工会議所(秋田県)は6月28日、市、市議会、市内の商工会の4者共同で「湯沢市ゼロカーボンシティ宣言」を行った。行政だけでなく、市民、事業者が一体となって、2050年までに市内の二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「脱炭素化」を図るとともに、市の特色を生かしながら持続可能なまちづくりを目指して、さまざまな活動を展開していく。
短期的には、「ごみの減量・節電・食品ロス削減などのエコ活動の促進と支援策の展開」「学校や地域団体における関連セミナーの開催」「充電スポットの整備や公用車へのEV導入」「再エネ電力の導入促進」などに取り組む。長期的には、電力の地産地消化、公共交通機関・業務用車などの電動化、木材の安定供給体制の構築や地域産材の利用促進などを計画。4者共同宣言により、ゼロカーボンシティ達成に向けた短期・長期目標を定め、各主体が一体となって関連施策に取り組んでいく。
最新号を紙面で読める!