さまざまなSNSを活用し、多くのフォロワーを抱えているインフルエンサー。特に若年層への訴求力があることから、SNSを使って発信するインフルエンサーが注目されている。スマートフォン1台あれば、全国どこからでも始められるSNSは、中小企業や地域企業と非常に親和性が高い情報発信ツールでもある。そこで、自らインフルエンサーとなり自社情報を発信し、知名度アップや販路拡大に成功した企業や商工会議所の取り組みを追った。
「部下が会社で料理」動画が話題 SNSで収益上げ事業の柱に
宮城県仙台市で総合建設業を営むリンクロノヴァは、コロナ禍で現場の仕事ができなかったことをきっかけにSNSで情報発信を開始した。試行錯誤の末、現在では「部下が会社で勝手に料理する」というユニークなシリーズ動画が大きな話題となり、SNSで収益を上げているほか、本業の受注や人材確保にもつながっている。その成功の秘訣(ひけつ)を同社代表の長野雅樹さんに聞いた。
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