祭りでの抹茶販売で社会貢献
春日井商工会議所女性会は6月13日、社会貢献事業の一つとして、2018年10月に実施した「春日井まつり」での抹茶販売による収益金の一部を春日井母子寡婦福祉会(白ゆり会)へ寄付した。同女性会は、女性の視点で市内在住の母子家庭を支援しようと16年度から毎年同会への寄付を行っている。寄付金は、同会が毎年夏休みに実施する親子バス旅行の際、子どもたちのおやつ代に活用されているという。
この日は、白ゆり会副会長で母子部長の大野恵子さんが同所を訪れ、女性会の針尾智子会長が寄付金目録を贈呈した。「日頃仕事で忙しい母親と子どもがゆっくり過ごせる貴重な行事に、私たち女性会が役に立てるのは光栄」と同女性会は話している。
春日井まつりでの抹茶販売は、同女性会が約20年にわたり実施してきた恒例事業だ。まつりは毎年10月に3日間開催される春日井市の一大イベント。同女性会は昨年2日間出店し、1杯400円で地元住民や外国人観光客らに抹茶を販売した。また、子ども向け、「お抹茶体験教室」を開いてお茶の文化を伝えたり、女性会の活動を紹介するコーナーを設けて女性会のPRも行った。
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