長井商工会議所(山形県)は、8月29日の「ながい馬肉の日」に合わせて長井市内の馬肉料理提供店を紹介する「ながい馬肉マップ」を発行し、同月23日から今月5日まで、馬肉料理の割引や限定商品の提供を行う「ながい馬肉の日2ウイーク」を開催した。
長井市は、古くは軍馬や農耕馬を育てるなど馬との関わりが深い町。馬肉を食べる食文化の発祥は定かでないが、戦前から「馬刺し」「馬肉チャーシュー」などが日常的に食されてきたという。そこで同所は2012年、「ながい馬肉の日」を制定し、イメージキャラクター「バーニック・ナガイ」と共に馬肉食文化と馬肉関連商品をアピールしてきた。
マップには飲食店や精肉店、和菓子店など20店が参加。馬肉チャーシュー入りラーメン、馬肉いぶしベーコン、馬肉入りメンチカツなど各店一押しの商品を特典付きで紹介した。スコッチハイボール「うまソーダ」の提供店のほか、はしご酒が楽しめるイベント情報も掲載。マップは2ウイーク終了後も店舗紹介パンフレットとして改訂し同所ホームページに掲載する予定だ。「馬肉は低脂肪で高タンパク。おいしく健康的な食品」と同所は太鼓判を押す。
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