日商 Assist Biz

更新

江連 忠のゴルフ講座 「理想のスイング」12のポイント Lesson5 フェースをスクエアにすれば ボールは真っすぐに飛ぶ

PWと一緒に卓球のラケットを握って打つ

クラブのフェースを真っすぐ向けて構えているのにボールが曲がってしまうことはありませんか。フェースをスクエアに合わせたからといって、ボールが真っすぐ飛ぶとは限らないのです。どうしてかといえば、インパクトでフェースがスクエアになっていないからです。人によってシャフトの種類や硬さ、スイングの軌道、ヘッドスピード、みんな違います。

つまり、ゴルファーによってスイング中のシャフトのたわみやねじれ、さらに戻り具合も違うということです。ですから、いくらアドレスでフェースをスクエアに合わせてもインパクトでスクエアに戻るという保証はないのです。

極端なことを言えば、構えたときのフェースなどどこを向いていても構わないのです。それよりも大切なことはスイング中のフェースの向きをコントロールして、自分にとっての「真っすぐ」を見つけることです。

それには、まず片手打ちをするのが最も効果的です。8番アイアンくらいを使って右手1本、左手1本でティアップしたボールを打つのです。距離は両手で握ったときの7割くらいが目安です。それで真っすぐ飛ぶようになれば、自分なりのスクエアが見つかるはずです。あとはPW(ピッチングウエッジ)と一緒に卓球のラケットを握ってボールを打つのもいい練習になります。アドレスではラケットの背とクラブのリーディングエッジが平行になるようにして9時から3時までの小さなスイングをしてください。こうした練習を繰り返せば、フェースをコントロールする感覚がつかめるはずです。

いずれにしても、構えたときにフェースをどこに向けるかよりも、スイング中のフェースの向きを感じること、コントロールすることが大切なのです。

江連 忠(えづれ・ただし) 1968年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。1993年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

次の記事

江連忠

飛距離を伸ばそうとクラブを長く持っていませんか。確かに長く持った方が慣性モーメントも遠心力も大きくなるので物理的にはボールは飛びます。しかし、それはちゃんと当たった…

前の記事

江連忠

スイング中に頭が動きすぎると、どうしてもショットに乱れが生じます。頭というのはスイング中、前後、左右、上下に動く可能性があるわけですが、このうち左右、上下の動きはあ…

関連記事

江連忠

ゴルフは、腰が重要な鍵になるスポーツです。とりわけ、目標に向かうときは、腰とお尻の向きが重要になってきます。上手なゴルファーというのは、ターゲットを目でしっかり捉え…

江連忠

ゴルフは、風に左右されるスポーツです。シングルクラスのゴルファーでも風の向き、強さなどを正確に読むのは難しいものです。そればかりか、強い風だと体も揺れるし、ミート率…

江連忠

ダウンスイングの軌道が「スティープ」だという言葉を聞いたことがありませんか。ダウンスイングの初期では、アドレスしたときのシャフトのラインと平行に下りてくるのが理想的…