袋井商工会議所(静岡県)は9月22日、ベトナム商工会議所(VCCI)の訪問団を迎えてベトナム経済講話、IoTフォーラムおよび第2次MOU(協力協定覚書)調印式を袋井市内で実施した。
同事業は、明治時代にベトナムと友好を築いた同市の医師・浅羽佐喜太郎公の紀念碑建立100年および同所とVCCIとのMOU締結5周年の記念事業。ベトナムからは、VCCIの新組織「IOCV(インターネット・オープン・コミュニティー)」のメンバーを中心に19人が来日した。
経済講話にはベトナム三菱商事代表取締役舩山徹氏が登壇。「ベトナム現状と日越関係」と題して講演し、200人以上が聴講した。IoTフォーラムにはIOCVと同所アジア産業交流委員会、会員企業などが参加し、IoT、AI、ドローン、IT農業をテーマに取り組み事例を発表した。また、第2次MOU調印式では、新項目として「IoTやICT技術の活用による情報交換、事業協力の推進」を加えたMOUに同所の水谷欣志会頭が署名。グエン・マイン・ティェン訪問団長と固い握手を交わした。
訪問団一行はこの日、浅羽佐喜太郎公碑のある常林寺や特別展開催中の近藤記念館も訪れ、さらなる友好を深めた。
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