帯広商工会議所(北海道)は11月17日、帯広市内のとかちプラザで「にこにこ健康・福祉フェア」を開催した。
第10回目となる同フェアのテーマは「美味しく食べて伸ばそう健康寿命」。ほぼ全てのコンテンツが参加無料で、食から考える健康を多角的に掘り下げて健康意識を高めるのが目的だ。フェアの皮切りは、肥満や糖尿病など多くの疾患に有効と話題の「ケトン食」入門講座として宗田哲男氏による特別講演会「ケトン体を利用して健康寿命を延ばそう」。さらに、健康維持についての講演会「腸からアンチエイジング!」「十勝生まれのロカボ スイーツのお話」「自然で健康的な食事を心がけましょう」など身近な話題で参加者の興味を誘った。アトリウムでは、医療や福祉関係者が笑顔で働く姿を捉えた写真コンテスト「笑顔アワード」や、仕事と子育ての両立にまつわるエッセイコンテスト「子育て甲子園」の作品展示と表彰式も行われた。
毎年好評を得ている体験・実演・相談コーナーでは、骨年齢測定やストレスや血管年齢測定、終活相談など、普段気になっていることを相談している様子が見られた。ほかにも、帯広市による身体年齢の総合判定や、帯広大谷短期大学による運動機能と脳の健康度チェックなど、さまざまな方法で健康と向き合う機会となった。同所では、「医療・福祉業界の会員企業を軸に、地域の人々の健康寿命を延ばす活動を続けていきたい」と期待を込めている。
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