立川商工会議所(東京都)は7月19日、同所創立70周年記念として、eスポーツの交流大会「地域交流eスポーツまつり2023」を開催した。6月19日には事前練習会、26日には予選会を実施。決勝戦では約100人の参加者が熱戦を繰り広げた。
eスポーツ大会は、スマートフォンのオンラインゲームアプリ「ブロスタ」を活用した3人1組のチーム戦で実施。6月29日の予選会には97チームが参加し、勝ち抜いた32チームが決勝へ進んだ。予選会では、ミット打ち、ワットバイク、VRバドミントン、フリースローなどを体験できるリアルスポーツ体験ブースや初心者ブース、交流スペースなども設置。参加者にスポーツというコンテンツを多面的に体感してもらい、社内・社外交流の機会も創出した。
7月19日の本戦では、eスポーツキャスターの「馬人」が実況し、人気ゲーム実況者の「YAPIMARU」が解説。トーナメント形式で決勝戦を行い、立川市をホームタウンとするプロフットサルクラブ「立川アスレティックFC」が優勝を勝ち取った。参加者からは、「eスポーツは地域の企業・団体との交流につながる」「社内コミュニケーション活性化にも有効」などと好評だった。同所では、今後もスポーツを「体験する」「観戦する」「応援する」といったそれぞれの側面でのスポーツの楽しさを最大限に活用したまちづくり、交流機会創出、地域活性事業などを促進していく。
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