五泉市は、菅名岳、白山の麓に位置し、阿賀野川や早出川などいくつもの河川に囲まれた、越後平野の一画をなす平坦地です。昔は五つの泉があふれたことから「五泉」と名付けられたといわれています。
現在の五泉市は、2006年に隣り合う二つの市町(旧五泉市と旧村松町)が合併して誕生しました。良質で豊富な水源に恵まれており、古くから絹織物の産地として知られ、戦後目覚ましい発展を遂げたニット産業は、全国トップの産地として基幹産業となっています。
また、花のまちとして有名で、春には雪解けとともに約3万株の水芭蕉が咲き乱れる水芭蕉公園、「日本さくら名所100選」に選ばれた村松公園、150万本が咲き乱れ、一面が花のじゅうたんとなるチューリップ畑、120品種5000株のぼたんが咲き誇る百種展示園などに、例年25万人の観光客が訪れています。農産物は、菅名岳から湧き出る吉清水でおいしく育ったコシヒカリや野菜、特に皇室に献上された白く粘りが特徴の里芋「帛乙(きぬおとめ)」がおいしく、私は素朴な味噌(みそ)で煮た芋味噌をごはんにかけて食べるのが大好物です。
わが社は、総合建設業として五泉市を拠点に、土木・建築事業などのインフラ工事やリサイクル事業を通じ、住み良い環境づくりのための事業を多岐にわたって行っています。近年では社会インフラの老朽化や自然災害の対策に着目し、上下水道などの維持修繕、耐震化、改築などの専門技術を取得し、県内外に事業を展開しています。また、社員にはお客さまに感動してもらえる「感動創造」の仕事を実践することで、勤めて良かったと思える「小さくても大きな会社」を目指しています。
私の趣味はゴルフで年60回程度プレーするようにしており、スコアは100を切れればOKとしています。ゴルフは「人生そのもの」と思うほどトラブルだらけですが、それをどれだけ楽しめるかが大事と自分に言い聞かせています。
また、影響を与えてくれた方が、私に「仕事のみならず遊びも含めいろいろな経験をしないと成長しない」と教えてくれ、自身の大きな転機となりました。 「夢無不成(夢無くして成らず)」自分でつくった座右の銘です。人は間違いもありますが、その時どのように対応するかで評価が変わります。その中で、常に夢を持ちつつ普段から誠を続けることを意識し続けています。
胃がんの手術をしてから体力が落ちていますが、何を食べると健康で筋力をつけられるか日々考えています。好きな作家の伊集院静さんが人生を自由に楽しむ姿に影響を受け、今後は、私もできる限りその境地で生きたいと思っています。
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