鳥羽商工会議所(三重県)は11月17~18日の2日間、「秋ヨガツアーin答志島2018」を開催した。年に一度の女性限定ツアーで、13人の参加者が自然を満喫しながら非日常のリフレッシュを楽しんだ。
鳥羽湾から北東へ2・5キロメートルに位置する答志島は、鳥羽市最大の離島。自然資源と伊勢神宮の神域性をPRし、観光誘客につなげる事業の一環で、同所が整備した答志島ブルーフィールド、天望山レイフィールドを舞台に5年前から同様のツアーを開催してきた。今回の参加者はヨガ経験者がほとんど。講師に東恭衣(ひがしゆきえ)さんを迎え、空と海の美しい景色を目の前に、海産物の有名な答志島ならではの旅館の海鮮料理と合わせ、2日間で心身ともに浄化するヨガリトリートを体験した。オプションとして、夕食後のマンダラアートや日の出ツアーも行われた。
「大げさでなく生まれ変わった感覚を覚えた」「友達を連れてまた来たい」と、参加者からの声。徐々に発信効果も見られ、独自にヨガツアーを組む近郊のヨガスタジオもあるという。同所担当者は、「手軽に自然の中でヨガが体験できて、どこよりも新鮮な海産物を食べられる島として、地元の良さを生かした地域ビジネスにつなげたい」と意気込む。
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