独立行政法人中小企業基盤整備機構は、「先端産業CEO商談会&セミナー」を東京(10月16日)、名古屋(10月18日)で開催する。同イベントは、インド・インドネシア・マレーシア・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナムの7カ国から、航空機産業・自動車産業などに関わる企業経営者(CEO)および各国の航空機関連業界団体や政府機関などの幹部を日本に招き、国内の先進・先端技術を保有する中小企業と商談を行う。
商談会は予約制でニーズの合う企業同士を事前にマッチングする。経営者同士で直接交渉することができるため具体的な交渉につながりやすくなっている。
また、商談に当たっては、中小機構の専門家や全席に通訳が付いてサポートする。各国・地域の航空機関連の政府機関や業界団体による最新市場情報や認証制度などのセミナーや、海外進出に関する相談ができるブースも併設する予定となっている。
近年、人口減少に伴う国内需要減の見通しや新興国などの海外需要の取り込みを背景に、中小企業も積極的に海外展開を図り、海外市場とつながりを持つ重要性が高まっている。中小機構は今回の商談会について、「日本の中小企業にとっては、海外進出を目指す上で必要な信頼のできるパートナーを探し、現地有力企業の経営者と直接関係を築くための絶好の機会となる」と期待を寄せている。
参加費は無料。締め切りは9月30日。 詳細は、https://www.smrj.go.jp/news/index.htmlを参照。
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