東京商工会議所のトラベル&ツーリズム委員会と大阪商工会議所のツーリズム振興委員会は10月27日、「2025年日本国際博覧会に向けたツーリズム振興のための包括連携協定」を締結した。日本のツーリズム産業の持続的な成長に向けて、相互に連携・協力して万博を生かしたインバウンド促進などに力を入れる。
同協定について、東商の田川博己委員長は、「万博の確実な成功に向けた機運醸成と、国内外からの来場者が全国各地を訪問し地域経済の再生・活性化を実現するため、両商工会議所で連携を推進したい」、大商の福島伸一委員長は、「〝首都圏〟で万博の機運醸成に取り組むことが重要である。東京商工会議所との連携をきっかけに、万博に関する情報を積極的に発信していきたい」とそれぞれコメントを発表。両所は、万博の機運醸成や、大阪・関西地域における万博期間の円滑な移動と交流、国内外からの万博来場者の東京および関東地域への送客・回遊の促進に係る周知・啓発などに取り組む。
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