川越商工会議所(埼玉県)は4月4日、川越市をホームタウンとする社会人サッカークラブ「COEDO KAWAGOE F.C」と「地域の中小企業振興支援および地域活性化に向けた包括連携協定」を締結した。同所が長年の歴史の中で培ってきた経験やノウハウと、COEDO KAWAGOE F.Cの強みである若く新しい力・行動力を結集することで、経済発展のための活動が進み、地域がより豊かになることが期待されている。
締結式には、川越商工会議所の原敏成会頭とCOEDO KAWAGOE F.Cの有田和生代表取締役が出席。本協定は、両社それぞれが保有する知的・人的資源を有効に活用し、相互の連携・協力を強化することにより、中小企業の連携強化をはじめ、川越の魅力発信、健康増進などを通じて、地域や中小企業の発展に寄与することを目的としている。
COEDO KAWAGOE F.CはJリーグを目指すチームとして2020年に設立され、今シーズンから関東サッカーリーグ2部に参入している。「フットボールクラブを通じて、川越の夢と感動を創出し続け100年続くクラブへ」というミッションを掲げ、複数のメディアに取り上げられている。また、YouTubeやX(旧Twitter)、TikTokなど、多くのSNSで継続的に情報発信を行い、多数のファンを獲得している。設立4期目でスポンサー契約社数は300社を超え、今シーズンの関東リーグでの公式戦はHOME&AWAY制で川越での開催を含め全18節を予定している。
同所担当者は「川越の町にサッカーという新たなスポーツ文化が根付いてほしい。地元住民や地元企業の従業員の健康、バイタリティーの向上につながれば良い」と語った。
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