日商 Assist Biz

更新

今日から始める“大人”健康生活 Vol.3 “夏太り”を解消する 1分間エクササイズ

両足を軽く広げて立ち、腹筋を意識しながら左足を腰の高さまで持ち上げ、右手の肘を左足の膝に付ける。この足踏みを1分間繰り返す。きつければ、まずは20〜30秒程度から始めて良い。転倒に注意

〝夏になると痩せる〟といわれたのも今は昔。現代では、かえって夏になると太る人が少なくありません。その理由は、活動量が減るため。熱中症予防もあり、暑い日はなるべく屋外に出ない、激しい運動は控える流れになってきています。

一方、食欲は案外減りません。むしろ高カロリーのものをたくさん取ってしまいがちです。その筆頭が清涼飲料。缶コーヒーや甘いペットボトル飲料には、大量の砂糖が含まれています。また、子どものいる家庭では、アイスクリームが常備されているケースが多く、大人もつい食べてしまいます。また、胃腸の丈夫な人は、暑いと脂っこいものがおいしく感じられ、揚げ物などを頻繁に食べる傾向があります。

それに加えて、夏は何かとイベントが多い時期です。お盆に親戚が集まったり、地域の納涼会や会社のイベント、家族旅行など、普段より飲み食いする機会が増えます。そうして暑さが和らいだ頃、ふと気付けば「あれ? ズボンがキツイ……」となるのです。

夏に太った分を元に戻すには、まず有酸素運動です。夏に活動量が減った分、動く必要があります。仕事の合間に歩く、なるべく階段を使うなどを心掛けましょう。

並行して筋トレも欠かせません。体は脂肪が付いて幅が広がるほど、重たく感じて動きにくくなります。そこで腹筋を鍛えて、ポッコリおなかを引き締め、体をコンパクトにしましょう。すると動きやすくなって、おのずと活動量が増えます。

今回紹介するのは、腹筋を鍛える足踏み運動です。シンプルな動作ですが、太ももを高く持ち上げながら、おなかにひねりを加えるエクササイズは、腹筋をはじめ、太もも、お尻、背中なども効率的に鍛えることができます。

このエクササイズを1回1分間、1日何回でも自分のペースで行ってみましょう。毎日続けていると意外に早く、ズボンのウエストにゆとりが感じられるようになるかも。

福田千晶(ふくだ・ちあき) 医学博士・健康科学アドバイザー 1988年慶應義塾大学医学部卒業後、東京慈恵会医科大学リハビリテーション医学科に勤務。96年よりフリーランスの健康科学アドバイザーとして、講演、執筆、テレビ・ラジオ番組への出演などで幅広く活躍。また、診療所などで診察を担当するほか、産業医として企業の健康管理や健康啓発にも携わる。主な著書に『メタボがわかれば寿命がのびる!』(白夜書房)、『体脂肪を燃焼させるスロートレーニング』(永岡書店)など多数

次の記事

福田千晶

サンマ、イワシ、サバ……。これら背の青い魚は、長年日本の食卓を支えてきた食材ですが、中でも今、空前のブームとなっているのが“青魚の王様”と呼ばれるサバです。その理由は、…

前の記事

福田千晶

普段は寝付きがいいのに、夏になると途端に眠れなくなるという人がいます。この100年で、8月の平均気温は約3度上昇(東京)し、夜になっても気温が下がりません。そこに湿度も…

関連記事

福田千晶

新型コロナウイルスをきっかけに、企業のテレワークが進んでいます。毎日の通勤という負担がなくなって、体は楽になったはずなのに、「体がだるい」「疲れが抜けない」と訴える…

福田千晶

「平成29年国民健康・栄養調査結果」(厚生労働省が3年に1度実施)によると、国民の20%強が「睡眠での休養が不十分」と答え、特に40代では30%を超えるなど、国民の一定割合が…

福田千晶

新型コロナウイルス感染予防で自粛生活が続いた影響から、普段は困ったことがないという人でも、便秘になってしまったという声をよく耳にします。一般的に、一過性の便秘が起こ…