令和6年能登半島地震と奥能登豪雨からの復興に向けた拠点施設となる「輪島商工復興センター」が完成し、輪島市は2月3日、同センターの開所式を実施した。式には、経済産業省中部経済産業局や石川県、石川県商工会議所連合会、日本商工会議所などが出席。輪島市の坂口茂市長が「地震と豪雨の二重災害を経験し、市民の皆さまは何度も心が折れそうになる思いを乗り越えて、必死に前を向いて一日一日を生き抜いている。この輪島商工復興センターの開所が、豊かな未来への第一歩となることを祈念する」とあいさつした。輪島商工会議所(石川県、久岡政治会頭・輪島丸善)の久岡会頭は「輪島の経済活動は依然として厳しい状況にあり、復興への道のりは長期にわたる。今こそ心を一つにして輪島の経済の復旧復興を果たし、次世代へふるさとのなりわいをつないでいかなければならない」と述べた。
センターは中小機構の仮設施設整備支援事業を活用して整備。センターには同所が入り、被災事業者を支援するほか、大野仏壇店、川島農機店、トラベル・エー、紙箱屋田村の被災した4事業者が入居した。
詳細は、https://wajimacci.or.jp/2025/01/10968/を参照。
記事提供: 日本商工会議所