秋田商工会議所は1月18日~2月16日、JR秋田駅構内にある公共スペース「ぽぽろーど」で、地元の伝統工芸である秋田銀線細工の企画展を開催した。同展示は、JR東日本が企画する冬の大型観光キャンペーンに合わせて実施されたもの。秋田銀線細工の魅力をより多くの人に知ってもらうことを目的としている。
今回の企画展は、江戸時代の町火消しが用いた旗印「まとい」のミニチュアをつくる工房と秋田銀線細工とのコラボレーション展示。まといは上部につける飾り「陀志(だし)」と、その下に伸びる「馬簾(ばれん)」で構成されるが、今回は陀志の部分に銀線細工を使った。作品には材木として有名な「秋田杉」や大型のフキ「秋田蕗(フキ)」など、地元特産品をテーマにしたものが見られた。
同所担当者は「秋田の伝統工芸である秋田銀線細工の美しさと価値を広く知っていただける貴重な機会となった。今後も秋田の伝統工芸の新たな可能性を探っていくとともに、魅力発信に努め、より多くの人に銀線細工の価値を感じていただきたいと思っている」と話した。