水戸商工会議所(茨城県)は3月8日、「水戸の梅酒オリジナルカクテルコンテスト」を初開催した。同コンテストは、市内の飲食店ごとに「水戸の梅酒」を使用したオリジナルカクテルを提供しているというイメージを定着させ、観光客への梅酒を使ったカクテルのPRと地域活性化への機運醸成を図ることを目的としている。
水戸市には日本三名園の一つであり、梅が有名な偕楽園があること、また、市内にバーが多い地域性から、梅酒を使ったカクテルを提供するイベントとして企画。多くの観光客にお酒を楽しみながら宿泊してもらえるよう、大勢の観光客が訪れる「梅まつり」期間中に開催した。市内の飲食店9店が参加し、全種類を試飲した参加者による投票が行われた。
同所の担当者は「今回、見込み通りに観光客へ梅酒カクテルをPRできた。また、予定していた300人分のチケットが予定時間より大幅に早く売り切れ、予想以上のにぎわいとなった。梅酒カクテルが水戸の名産品の一つと言われるようになればうれしい」と述べた。