草津商工会議所(滋賀県)や草津市でつくる実行委員会は11月1~2日の2日間、「第16回草津街あかり 華あかり 夢あかり」を開催した。草津の秋の風物詩となっている恒例のイベントで、まちなか文化の意識向上と新たなファン獲得を目的に、旧中山道や東海道沿いを中心に、ライトアップやアート展示、コンサートなどを行った。
会場となったのは草津駅東側商店街通り一帯、立木神社や伊砂砂神社、草津川跡地公園愛ひろばなど。ライトアップされた草津宿本陣や常善寺の幻想的な景色をバックに、コンサートやワークショップ、食事など、五感で楽しめる催しが行われた。中でも約4000個のろうそくのあかりで川をかたどった「あかり銀河」はきらめく光の川沿いを散歩できると注目を集め、親子連れなどが思い思いに写真撮影に興じた。学生たちによる「あかりART」展や市民のあかり作品展示なども行われて、見るものを飽きさせないイベントとなった。
同所では今後も草津にしかない独自の地域資源にスポットを当て、街あかりを通してこのまちに「住み、働き、学び、楽しむ」きっかけづくりを目指す。同イベント終了後も草津駅東西の街角イルミネーション「草津まちイルミ」は25日まで継続して実施されている。
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