蒲郡商工会議所(愛知県)青年部(蒲郡YEG)は6月22日、演劇の体験会「誰でも☆俳優☆『演じる』体験舞台~こころとからだで気持ちを表現してみよう~」を開催した。映画や演劇を見る側から演じる側に立つ体験を子どもたちには舞台で表現する楽しさと想像力、感性、人との関わりを学ぶきっかけに、大人には表現力、発信力を磨き、ビジネスに生かす機会にしてもらおうと企画した。
当日は、児童、生徒、同YEG会員など73人が参加。蒲郡市で演劇活動を長年行っている講師による発声、滑舌練習から最後には参加者全員でオリジナル台本を使った舞台の発表を行い、観客から万雷の拍手が送られた。
同YEGは、同市の持続的な発展を目的に観光・交流などの総合的なまちづくりに官民一体で取り組む「蒲郡シティセールス推進協議会」の一員として、さまざまな文化活動を実施しており、近年は映画のロケ地誘致に力を入れている。今回の体験会を担当した同YEG地域活性委員会の丸山宗一郎委員長は「演技には正解がないからこそ、自由な発想と感情の解放が求められる。大人も子どもも真剣に取り組む姿に地域のエネルギーを感じた。蒲郡が『演じるまち』『映画のまち』としてさらに誇りを持てるよう、今後も活動を続けていきたい」と述べた。