真岡商工会議所(栃木県)は6月24日、真岡市、にのみや商工会(真岡市)、NPO法人TSUKURU MOKA、コミュニティー・スペースなどを運営するにのみやニッチと5者で「空き店舗等の有効活用等の促進に関する連携協定」を締結した。同協定は市内商業の振興と活性化を図ることが目的。空き店舗や創業支援に関わる関係者が連携、協力することで空き店舗などの有効活用を促進する。
市は専用アプリに登録された空き店舗などの物件調査を行い、市が運営する「空き店舗等バンク」への登録を勧奨する。同所、商工会は空き店舗の所有者や利用者への相談支援などを行う。廃業する店舗などがあれば、「空き店舗等バンク」への登録を勧奨するとともに、創業希望者に対して空き店舗などの物件を案内する。TSUKURU MOKA、にのみやニッチは物件の所有者や出店希望者からの相談に対応する。
関係機関は、今後、協定に基づき、専用アプリを活用して情報交換、共有を強化し、3か月に1度を目途に情報交換会を実施するなど連携を図る。また、空き店舗所有者、創業希望者、賃貸希望者の意見を聞きながら空き店舗の活用、創業者の支援など段階的な対策を講じる。