収益の一部は首里城再建などへ寄付
津山商工会議所女性会は昨年12月6日、津山商工会館で毎年恒例の「チャリティーバザー」を開催した。同事業は、1987年の女性会創立15周年の折、会員同士の親睦や福祉事業の一環としてスタート。以来、毎年開催し、収益金の一部を津山市内の施設や団体などへ寄付している。バザーの開催は、同所所報への折り込みやイベントでのチラシ配布などで告知するほか、地元紙への広報も行い、毎回大勢の人でにぎわう。
この日は、山本京子会長以下43人がバザーに参加。野菜や果物、食料品をはじめ、日用雑貨、衣料品、シクラメンやポインセチアなどの鉢植えを販売した。また喫茶コーナーも設け、うどん、おこわ、赤飯、コーヒーなどを販売した。屋外では障がい者の就労継続支援事業所さくらワークヒルズとひかり学園の飲食の出店もあり、会員や地域住民ら約300人が来場。バザーは大盛況のうちに終了した。
バザーによる収益金の一部は、美作(みまさか)大学に通う学生らでつくる沖縄県人会へ首里城再建費用として寄付したほか、津山観光ボランティアガイドの会へ、ボランティアが着用するウインドブレーカーを寄贈した。
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