浜松商工会議所(静岡県)は、地元企業への就職や転職に関する支援事業「はままつUIJターン就職寄り添い相談」の一環として、3月13日から、インターネットテレビ電話「スカイプ」を導入したサービスを開始した。
同相談窓口は、首都圏などの学生や転職希望者に浜松市内の企業を選んでもらうことを目的として2017年にスタート。例年は、同所の担当者が対面や無料通信アプリ「LINE(ライン)」を使用して相談に乗り、会員企業の紹介などを行ってきた。今年は新型コロナウイルス感染症対策の影響で、同市への来訪が困難な状況にある就職希望者から多くの相談が寄せられていた。そこで同所では、遠隔地にいながらにして顔を見ながらスムーズにサポートができるツールとしてスカイプの導入を決めたという。
相次ぐ合同説明会の中止に不安を抱える学生たちに対し、「少しでも安心感を与えられるように、きめ細やかな対応を心掛けています」と語る同所担当者。希望業種や就活の進捗(しんちょく)状況を聞きながら企業を紹介するだけでなく、履歴書の書き方や面接の指導、また悩み相談などにも対応している。
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