日本商工会議所は4月20日、都内で「宮沢経済産業大臣と中小企業関係団体との懇談会」を開催した。懇談会には、中小企業関係団体から三村明夫会頭はじめ、全国商工会連合会の石澤義文会長、全国中小企業団体中央会の鶴田欣也会長、全国商店街振興組合連合会の坪井明治理事長ら8人が出席。経済産業省からは、宮沢洋一大臣はじめ幹部9人が出席し、取引価格の適正化、電力コスト問題などについて意見交換を行った。
三村会頭は、賃上げを行う中小企業を増やすには、政労使会議で合意された「取引価格の適正化の推進が必要」と強調。合意の主旨を個別企業が理解し、それを購買部門にも徹底させることが重要との考えを示した。
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