久留米商工会議所(福岡県)は創立120周年を記念して「久留米商工会議所の歌」を制作し、6月8日に開催した記念式典で披露した。歌は、久留米のまちをより良く元気にするため、商工会議所が一致団結して活動を行うことを啓発する目的でつくったものだ。
作詞・作曲を担当したのは、久留米市内でピアノ講師・合唱指導者として活躍する本間敬二氏。その歌詞には、久留米を中心に広がる筑後平野を太古の昔から育んできた高良山(こうらさん)や、筑後川への畏敬の念と、久留米の商工業の礎を築いた先人たちへの感謝、商工会議所は今後も夢や希望を持つ若者が歩み続けられるよう地域を育ていこうとの思いが込められている。
同所は1899(明治32)年6月8日に創立、今年5月1日現在で会員数は約4500事業所だ。久留米シティプラザで行われた記念式典では日本商工会議所の三村明夫会頭をはじめ、福岡県知事、久留米市長ら関係者400人が出席する中、同所の本村康人会頭が「久留米の成長のため、これを節目にさらに前進していきたい」とあいさつした。歌は、式典の最後に本格的な混声合唱で披露された。 今後は、月1回開催する議員交流会の冒頭で毎回斉唱するなど、活用していくという。
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