七尾商工会議所(石川県)と七尾市内の「フィールド・オブ・フューチャー・テニスアカデミー(FFTA)」およびポーランドの「アンゲリク・ケルバー・アカデミー(AKA)」の3者は6月26日、テニスを通じた国際交流を行うパートナーシップ契約を締結した。FFTAは、24面のコートを備える七尾市和倉温泉運動公園テニスコートを拠点に選手育成と地域活性化に取り組むテニスアカデミー。AKAは、プロテニス選手で元世界ランキング1位のアンゲリク・ケルバー選手を擁するテニススクールだ。
同所は昨年からFFTAなどと連携し、地域資源であるテニスコートを活用したスポーツツーリズム造成を目指す事業を進めており、同契約はその一環。今後は「テニスのまち七尾」を発信するとともに、3者で交流を深め、地域振興やビジネスマッチングへの連携も探る。
この日は同所で契約締結式が行われ、欠席したAKAのケルバー選手のパネルを前に大林重治会頭とFFTAの渡部健介代表が署名した契約書を交わした。大林会頭は「契約は七尾が世界都市になるための大きなステップ」とあいさつした。今月10~16日にはポーランドから14人が訪れ、テニス練習や能登観光を楽しむ。期間中開催される大会にも出場する。
最新号を紙面で読める!