やる気が出ないときは食べ方を見直しましょう
体が重くて前日の疲れをひきずっている……。そんな日は、無意識に省エネモードになりがちです。気持ちよく仕事に取り組むために、遅い時間帯のごはんの食べ方に目を向けましょう。
翌日に疲労感を残さないためには、21時くらいまでに夕食を済ませることがベストです。難しいときは、脂質が少ないものにする、肉より魚を食べる、など消化に時間がかからないものを選択するのがおすすめです。
今回ご紹介するのは、低脂質高タンパクなタコを使った「タコと菜の花のぬた」です。クエン酸には疲労回復効果がありますが、酢の物ではさっぱりしすぎて物足りないのが正直なところ。でも、玉みそに酢をプラスした酢みそ和えだったら、コクもあり晩酌派でも満足できます。和え衣の素となる玉みそは冷蔵庫で約2週間保存できるので、イカやあさりのむき身など、同じく低脂質高タンパクの食材や季節の青菜などと合わせるとよいでしょう。
また、揚げ物よりも煮物や蒸し物、同じ麺類でもパスタよりもそば、など調理法や平仮名メニューの選択で脂質を抑えることができます。
軽めの夕食(夜食)で気持ちの良い朝を迎え、やる気満タンで一日を過ごしましょう。
菜の花とタコのぬた
材料(2人分)
タコ…1パック(刺身用)
菜の花…1束
塩…少々
酢…大さじ1と1/2
辛子…小さじ1/2
玉みそ…大さじ3
*玉みそのつくり方(つくりやすい分量)
みそ…100g、卵黄…3個、酒…大さじ5、砂糖…大さじ3を鍋に入れて、混ぜ合わせてから弱火にかけ、絶えずかき混ぜながらつやが出て固くなるまで練って出来上がり
つくり方
①沸騰した湯に塩を入れて菜の花をゆで、ざるにあげて水気を切り、食べやすい長さに切る
②タコも食べやすい大きさに切り、①と一緒に器に盛る
③よく混ぜた玉みそを②にかけて出来上がり
ワンポイントアドバイス
朝 なし
昼 焼き魚定食
夜 日本酒2合、ビール1杯、天ぷら、豚の角煮、刺身、炊き込みごはん、etc…
調理法や食材を変えてみましょう
このように夕食の量が多くなりがちな人は、豚の角煮を魚の煮物にしたり、天ぷらを焼き野菜や蒸し野菜にするなど、調理法や食材の選択を工夫しましょう
※月刊石垣2014年5月号に掲載された記事です。
最新号を紙面で読める!