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江連 忠のゴルフ講座 「アプローチで差がつく」12 のポイント Lesson 11 「どんと来い」バンカーショット②ソールの使い方が分かる “板打ち”

板の上に砂を盛り、そこにボールを置いて打つ。ウェッジのソールで板を叩くように打つこと。直接、ボールを打たなくても、ちゃんと飛ぶことが分かり、ダフることへの抵抗がなくなる

前号で、バンカーショットは易しいショットであり、ウェッジのバウンス(※)を上手く使うことがポイントだという説明をしました。つまり、バンカーショットを苦手にしている人は、バウンスをちゃんと使えていないのです。そもそもバウンスは、バンカーショットのためにつくられたもので、これを利用しないで、上手く打てるはずがありません。バンカーショットは、ボールを直接打たずに、砂と一緒にボールを飛ばすもの。バウンスで砂を爆発させて打つので、フェースとボールが当たらなくても構わないのです。そう頭では分かっていても、アマチュアゴルファーはダフリが怖くなって、インパクトでヘッドスピードを減速させたり、フェースをボールに直接当ててホームランにしたりします。

今号では、ダフリの恐怖を取り去る練習法を伝授します。どんな大きさの板でも構いませんので、板の上に砂を盛り、その上にボールを置いて打ってみてください。ボールを直接打たずに、ソールで板を叩くように振ること。ソールが滑って、砂と一緒にボールが飛んでいく感覚がつかめるはずです。その感覚を忘れずに、本番でのダフリの恐怖を取り除いてください。

また、バンカーショットではクラブのフェースを開くことが大事だということも、前号でお伝えしました。ただ、どうしてもフェースを開くことに慣れない人がいます。慣れるためには、何より練習です。まずフェースを開くときは、いつもよりボールから離れて重心を落として構えるのがポイントです。そして、砂の上におよそ10㎝幅で2本線を引き(イラスト参照)、この2本の線を消すようにスウィングします。フェースがしっかり開いていないと砂の抵抗が大きくなって、スウィング自体が難しくなることを理解できるはずです。

※ウェッジのソールの出っ張りのこと。フェースを開くと、ソールが下に大きく出っ張り、バウンスが強くなる

イラストレーション:アカハナドラゴン

江連 忠(えづれ・ただし) 昭和43年、東京都生まれ。ジュニア時代から活躍。高校卒業後、アメリカに留学し、ティーチングプロの第一人者であるジム・マクリーンに師事する。平成5年、プロテスト合格。自らが主宰する「江連忠ゴルフアカデミー」代表。日本におけるプロを教えるプロの第一人者で、これまで数多くのプロのコーチを歴任し、優勝に導いている。また、アマチュアの指導にも力を注いでいる

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