新居浜商工会議所(愛媛県)は1月13日、新居浜市内の全小学6年生を対象に、「第2回新居浜ものしり検定」を実施。市内16校に在籍する約1000人が受験した。
同検定は、市内の子どもたちが地域の歴史、文化、ふるさとの魅力などを再発見するとともに、郷土愛を持ち、観光客などに対して心地よい「おもてなし」ができるような人材育成と、ふるさと学習の推進を目的に行っているもの。児童には検定試験の1年前に、副読本である『めざせ!新居浜のものしり博士』を配布し、授業でも学習。さらに市内の産業遺産を訪れる実地研修を行うなど、市の教育委員会と協力して、まちぐるみでこの事業に取り組んでいる。試験当日は1年間の集大成として、副読本の中から4択問題が30問出題された。
今年で2回目となった同検定は、同所で実施している「とっておきの新居浜検定」のジュニア版。来年度以降も継続的に実施予定となっている。同所は、「今後も教育委員会との連携の下、郷土を愛する子どもたちの育成と、新居浜の歴史・文化などの継承者育成に努めていきたい」と話している。
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